店頭やイベント会場では、商品や企業を紹介するデモンストレーションのスライドを流し続けることがあります。PowerPointのスライドショーをエンドレスで繰り返すようにするには、事前にいくつかの設定を変更します。ひとつでも設定を忘れると、特定のスライドで停止したままになってしまうので注意が必要です。
設定のポイントは次の3つ。
スライドショー全体に繰り返しの設定を行う
スライドが自動的に切り替わるようにする
アニメーションが自動的に動くようにする
上記のポイントを1つずつ順番に確認していきましょう。
まず、スライドショー全体に繰り返しの設定を行います。それには、「スライドショー」タブの「設定」グループにある「スライドショーの設定」ボタンをクリックします。
「スライドショーの設定」ダイアログボックスが表示されたら、「オプション」の「Escキーが押されるまで繰り返す」のチェックを付けて「OK」ボタンをクリックします。
これで、スライドショー実行中に最後のスライドが表示された後に自動的に最初のスライドに戻るようになります。ただしこれだけでは、「F5」キーでスライドショーを実行しても、最初のスライドで停止したままです。
なぜなら、PowerPointのスライドショーでは、スライドをクリックしたときに初めて次のスライドに切り替わる設定になっているからです。
クリックしなくても自動的に次のスライドに切り替わるようにするには、「アニメーション」タブの「画面切り替えのタイミング」を変更します。
最初は「クリック時」にチェックが付いているため、スライドショーでクリックしないと次のスライドに進みません。「クリック時」のチェックをはずして「自動的に切り替え」にチェックを付けます。続いて隣のボックスに、1枚のスライドを表示しておく秒数(ここでは5秒)を入力します。
さらに、もう一度「スライドショー」タブの「設定」グループにある「スライドショーの設定」ボタンをクリックして、「スライドショーの設定」ダイアログボックスを表示します。「スライドの切り替え」が「保存済みのタイミング」になっていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。
上図で”5秒でスライドを切り替えなさい”と指定しても、「スライドの切り替え」の設定が「クリック時」のままでは、5秒経過してもスライドは切り替わりません。
確認のために「F5」キーでスライドショーを実行してみましょう。スライドにアニメーションを付けてない場合は、これで、自動デモンストレーション用のスライドショーが完成です。
もし、アニメーションを付けたスライドで停止してしまったときは、アニメーションを自動的に動かすように設定を変更しなければなりません。スライドの切り替えと同様に、アニメーションを設定したときは、最初はクリックして初めてアニメーションが動き出す設定になっているからです。
アニメーションを付けたスライドを表示して、「アニメーション」タブの「アニメーションの設定」ボタンをクリックします。
右側に「アニメーションの設定」作業ウィンドウが表示されたら、ひとつめのアニメーションをクリックして選択し、「開始」の▼ボタンをクリックして「直前の動作の後」に変更します。
同様に、残りのアニメーションもすべて「開始」を「直前の動作の後」に変更します。こうすることで、クリックしなくても自動的に次々とアニメーションが動くようになるのです。
最後に「F5」キーを押して、すべてのスライドやアニメーションが自動的に動くこと、スライドショーが自動的に繰り返されることを確認します。
ただし、いくら万全に設定しても、スライドショーの途中で「Esc」キーが押されてしまうと、スライドショーは中断してしまいます。店頭など、不特定多数の人が集まる場所で繰り返しのスライドショーを実行するときは、最初に「F5」キーでスライドショーを実行した後は、念のためにキーボードやマウスをはずしておいたり見えないところに隠しておくと安心です。

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